生活費目的で生命保険売却 名義変更認められず
「生活費目的で生命保険売却 名義変更認められず」
こんなニュースがテレビやっていました。
がん患者の男性が、生活費や治療費を得る為に加入している
生命保険を保険買取会社に売却して、生命保険会社に
契約名義の変更に応じるよう求めた訴訟の判決が表題です。
「名義変更は保険会社の義務ではない」と請求は棄却されました。
非常に難しい問題ですね。
営業マンだった頃も、保険金の受取人で親族以外は認められない
ケースがほとんどでした。
確かに受取人が誰でも良ければ、保険金目的で人を殺す事も
考えられます。
倫理の問題なので、難しい問題です。
しかし、男性の主張も分かります。
入院すると、医療費や生活費はかなり掛かります。
もしかすると、働いていなくて無収入かもしれません。
その時に自分が死んだら貰える保険を買い取って貰うという事
を考えなくも無いと思います。
実は、私事ですが、約10年前の事ですが、
私の父は入院・退院を6年繰り返しました。
保険にはまったく加入していませんでした。
6年の入院・退院は家族の生活をガラリと変えてしまいます。
まず、収入が無いなるので、母の生活が大変でした。
まだ年金を貰える年齢ではないので、生活費が足りません。
元々パートでは働いていましたが、それだけではやっていけません。
次に、6年となると入院費は莫大な金額になります。
父が治る為に、この病院のこの先生がイイと聞けば訪問し、
この治療がイイと聞けば、高くてもお願いする。
というのが、家族の心情です。
この長年の生活で、家を売り、治療費に充てたという事もしました。
今はもう昔の事ですが。
この男性の気持ちが分からないでもないです。
先に貰うより、今だと考える気持ちは分かります。
とても難しい問題です。
こうならない様な準備をしたいものです。



