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多発保険金不払い

2005年12月14日(水)

日経新聞より引用
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損保、自由化に落とし穴

「顧客満足度ナンバーワン」を広告などのキャチフレーズに使うチューリッヒ保険。
金融庁は11月末、特にずさんな管理だったと、支払い漏れした他の損害保険25社
よりも厳しい業務改善命令を出した。

中略

全体で18万件超の支払い漏れを出した損害保険業界。
漏れの多くは保険本体に付随する特約だ。事故の相手方への菓子折り代を補償する特約、
車の修理時に様々な経費を賄う特約など漏れの9割を自動車保険が占めた。

支払い漏れが増え始めたには皮肉にも1998年に始まった保険料の自由化だ。
各社は単品だと他社との比較が容易になり、値引き競争が激しくなると懸念。
特約で商品内容を複雑にして他社と差別化し、価格の下落を防ぐ戦略をとった。
それに業界再編が重なった。各社の査定部門は合併に伴う組織再編や経費削減に
追われ、保険金をしっかり精査する余裕をなくした。
その結果、特約を含めた契約の全容を把握できなくなった。
契約者も商品本体の保険金が払われるため、特約の支払い漏れに気づかない状態が
続いた。
だが自由化や再編は本来保険料をより安くし、顧客の利便性を高めるに実施するもの。
金融庁調査をきっかけに、各社は自由化への対応の軌道修正に着手した。

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生命保険と損害保険の違いはありますが、

ポイントは

「特約で商品内容を複雑にして他社と差別化し、価格の下落を防ぐ戦略をとった。」

保険会社は、商品比較される事を嫌います。
明確に、どっちが良いと分かるのが、イヤなのです。

ですので、特約をたくさん付けて、複雑にするという事があります。

しかし、保険においては、主契約が基本で、特約はあくまでもサブであるという事を
きちんと理解する事が必要です。

あまり意味のない特約も多く、それがたくさん付いていても、良い保険とは言えない
ケースもあります。

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